流浪ブログ 日々是好日 本とラジオと飯を作る日々

栃木県鹿沼市でひとり暮らし。レディオベリーとNACK5リスナー。外食は月に2回ほどであとは自炊している。

佐野市田沼ベルク パン・コキール べこたま108円。

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ゴールデンウィーク中に暇を持て余した記録… 令和の始まった5月1日に、佐野の田沼にある一瓶塚稲荷へお参りに行きました。 その後、近くにあるベルクにあるパンコキールでパンを買って帰宅。この日はゴールデンウィークのど真ん中だったのですが、道は結構空いてましたね。パンコキールは略してパナキとよんでおります。

 

このべこたま小さめですが108円なんですね。たまごサンドに使われるペースト状になった卵と、ベーコン、さらにマヨネーズでめちゃめちゃお酒に合いそうなパンでした。

 

グルテンフリーとしてパンやラーメンを全く食べてない時期もあったのですが、僕の体調はほとんど変わらないですね。自宅では米を炊いているのでむしろちょっと変わったものを食べた方が気分転換になっていいかもです。小麦粉と砂糖に依存症につながる中毒性があるのは理解しているのですが、1日に5個とか食べなければ大丈夫なのかなと思っています。

 

お稲荷さんに詣でるきっかけは中西哲生さんがラジオで―稲荷神社に定期的に行くとよい―と話していたからです。月一で行っているのですが、ほんとの目的は田沼にあるパン屋です🐈

5月GW後に読み始め ビートたけし さみしさの研究 小学館新書。

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ゴールデンウィーク10連休のお陰でサクサクと5月の本2冊目です。ビートたけしさんはバカ論などを読みましたが、今回結構たけしさんにしてはシリアスなテーマだったので購入。小学館新書となっていますが サイズは文庫です。

 

年齢を重ねることを、現代では嫌なことの典型として捉えているような風潮があります。たけしさんはそこらへんと最近の孤独ブームが繋がっていると考えているみたいです。

 

僕もなぜか結婚歴がある人が孤独に関する本を書くことに違和感があります。本屋でもよく極上の孤独だとか孤独のススメなどとうたう本が並んでいますが、著者はみんな結婚しているっていうw

 

たけしさんの本はめっちゃ読みやすいのでガンガン読みます!

フッ素で歯を磨き歯科衛生士さんに頼る。

虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法 - NHK ガッテン!

ガッテンでスウェーデンの歯磨き事情が特集されていましたね。フッ素が入った歯磨き粉をたっぷりつけて、すすがないという驚きの方法wすすがないって!

 

フッ素が有効なのは日本でも知られていますね。僕も高校生ぐらいからずっとフッ素が入った歯磨き粉を使っています。ただ研磨剤が歯に良くないと聞いてそんなにたっぷりはつけていなかったのですが、スウェーデンではぐにゅっとめっちゃ塗って泡だらけになりながら磨いています。さらにそれをすすがないというwこれが笑ってしまうw

 

僕もずっと虫歯がなかったのですが、親知らずを抜くために歯科検診に行って、その時に―歯周病の予防をしませんか―と院長先生に言われ、3ヶ月に一度歯科衛生士さんに掃除と高濃度フッ素をやってもらっています。3000円くらいなのですが、ほぼホワイトニングのために行ってるようなものですw

 

歯科衛生士さんに歯磨きのアドバイスや歯茎の腫れなども診てもらえるので、やはり安心感がありますねー。

Panasonicメロディアスライブラリー 谷崎潤一郎 母を恋うる記 2019年5月12日(日) TOKYOFM

Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,小山ジャネット愛子 -

母の日が放送日の今週は谷崎潤一郎の母を恋うる記でした。大正時代の作品。谷崎さんの小説は設定が曖昧で夢の中のような書き方をしています。

 

まだ子供の私が道を歩いています。この道が実在する道なのか、夢の中の道なのかは分かりません。母を探し歩く私。人違いをした女の人に冷たい言葉を浴びせられショックを受けながらも―母親とは似ても似つかない人だったので余計にショックだったみたいです―私は母親を探します。

 

その後、ちゃんとお母さんに会えるのですが、その発見の仕方がなんとも霧の中でようやくわかるような、遠回り遠回りの末にようやく母だと認識できる文学的な表現になっております。とても説明しきれませんw

 

母の日ということで日本の文学作品が取り上げられました。谷崎さんの作品は大正時代どういう感じで読まれていたんでしょうね~。難解ではないけれど、ファンタジーのような、黒澤明監督の―夢―みたいな小説でした。

 

代打アシスタントの小川ジャネット愛子さんがめっちゃ本の解説に興味を発していてとても好感。

ピートのふしぎなガレージ 松方幸次郎とモネの睡蓮 2019年5月11日(土) TOKYOFM

第318話 松方コレクション - 「松方コレクション」の辿った数奇な運命 - ピートのふしぎなガレージ -TOKYO FM 80.0MHz

ついにカオルの下手な絵が改善される時が来たのかw ガレージのみんなで睡蓮の絵を描いていた流れでモネの睡蓮の解説→日本の美術品収集家―松方幸次郎―の歴史という流れでした。

 

この松方幸次郎さんがモネと仲が良くて睡蓮の絵を売ってもらえたそうです。モネが実際に絵を売るのは非常に珍しかったといいます。造船所の社長として莫大な利益をあげたものの、戦争の影響で経営が傾き、そこから海軍に恩を売るためドイツにスパイとして潜入して、新型の船の設計図を探ります。そのヨーロッパに潜伏していた時に美術品を買っていたんですね。その美術品は戦後日本に返還され、国立西洋美術館に展示されることになります。これはもう大河ドラマ一歩手前の壮大な物語なんですね。

 

途中、アバンティの紳士が通りがかっていましたwまたアバンティ編やってほしいな~。いまだにアバンティが好きです🐈

 

サントリー・サタデー・ウェイティング・バー - Wikipedia

 

今週はマリアの独断で便利カーで松方幸次郎の若い頃を振りかえる歴史ドラマが面白かったですね。絵画に命を賭けた男たちの熱い生き様に目が潤みました。

日光市今市さんぽ 下今市駅へ。

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GW中に電車で今市駅まで行って、そこから下今市駅まで歩いた記録です。今市駅はJRで下今市駅東武鉄道です。この下今市駅からSLが鬼怒川温泉方面に走っています。

 

今市駅かなり綺麗に改装されていますね。東武鉄道は本当にいい感じに設備投資をしてくれますw

 

何気に今市は飲食店が多くて、歩いていると店先のメニューが見れたりしてめっちゃ楽しいです。しかもあまりネットでてこないような小規模の個人店が多いです。お昼時しかやってないようなお店も多いですね。

 

この日のルートは東武駅までまっすぐ歩いて、道の駅日光ニコニコ本陣へ。そこから向かいにあるショッピングプラザ日光のかましんで買い物してまた電車で帰りました。かましんというか、パン屋のポンヌフですw


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ハム&チーズ!実際はたまねぎのほうが存在感ありwブルーベリー△は今回は買いませんでしたが、それはGW中食べ過ぎていたためですw調整しました🐈

☆5月読み終わっての感想 文明の恐怖に直面したら読む本 栗原康 白石嘉治 ele-kingbooks

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 めっちゃ読みづらかったのですが、コツをつかむとサクサク読めるようになり内容も頭に入るようになりました。コツとは―結論を求めないこと―難しい単語をGoogleで調べること―の二つ。とにかく著書ふたりの話しがザクザクと進むので、結論も流れていきますwさらにアンプロポセンや都市のプランテーションなど難解な単語がバンバン出て来ます。

 

2019年の地球はどんどんとモノに支配される環境になりつつあります。古代は神、その後人が支配し、これからはテクノロジーと物―本の中ではモノと表記―が人間を動かしていく時代になる、と。

 

どんどんと人間の生きる価値そのものが機械にとって代わられ、疲弊していく人間のメンタル。栗原さんは日本史においても文明に挑戦する―はぐれ者―たちがかつて存在したと語ります。鎌倉時代空也や大正のおんな相撲の力士たち、ギロチン社、レヴィ・ストロースなど。そのエピソードはみんな破天荒すぎる!

 

社会の模範として生きなければ、転落してしまう。そんな危機感を持つことがあります。これを捨てられないでいると働きすぎて過労死するということにもなりかねません。周りがやっているんだから私もやらねばと…

 

そんな苦痛を振り切って自由に生きる。そんな道がちゃんとあるんだなと思いました。それにしてもマイナーな出版元の本をよく鹿沼くまざわ書店は話題の本コーナーに平積みしていたな…