流浪ブログ 日々是好日 本とラジオと飯を作る日々

栃木県鹿沼市でひとり暮らし。レディオベリーとNACK5リスナー。外食は月に2回ほどであとは自炊している。

Panasonic メロディアスライブラリー 生きがいについて 神谷美恵子 2019年1月14日(月) TOKYOFM

Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 -

今週は谷中さんの―生きがいについて―この本は僕自身、20代前半の頃に図書館で手に取って読んだことがありました。当時僕は無職で暇を持て余し、履歴書を書く場所を探して図書館に行っていて。その時、ニーチェなどの哲学書をよく読んでいたのです。やる気を出したかったんですね。思えばハローワークに求人が全然ない時代でした…

 

谷中さんは精神科医ハンセン病の療養所で働いていたという経歴の持ち主。この本については、50代60代の人は働き盛りの頃に読んでいたかもしれません。ですが、ビジネス本とは一味違う難しい本なんですね。

 

生きがいには、苦悩に満ちた日々の中でも、見出だすことができる。本に載っている例では、病床の人でも想像の中に生きがいを見いだし、生きる希望を自ら作り出せると。しかし、自分の意思ではどうにもならないという本質も生きがいにはあるんですね~。人生そんな簡単には活かしてくれない。

 

それでも苦悩に立ち向かい、うまくいかない日々でも懸命に生きることで、命は輝くというのは確かなのかも。人生勇気が必要というシンプルな答え…しかし、そこにたどり着くのさ並大抵のことではないんですね。