流浪ブログ 日々是好日 本とラジオと飯を作る日々

栃木県鹿沼市でひとり暮らし。レディオベリーとNACK5リスナー。外食は月に2回ほどであとは自炊している。

Panasonic メロディアスライブラリー ロスタン作 戯曲シラノ・ド・ヴェルジュラック 2019年3月3日(日) TOKYOFM

Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 -

今週の本は1897年に発表されたフランスの戯曲を翻訳して日本で出版したもの。主人公はシラノ。鍛えた剣術に加え文才もある男の中の男。しかし、鼻が大きいというのがコンプレックスで、特に恋愛には奥手。そのシラノが恋をします…さらに友人も巻き込んで、フランス文学的恋愛ドラマに。

 

このシラノ・ド・ヴェルジュラックさんは実在した人物で、今年生誕400年なんですって。日本でいえば遠山の金さんみたいな感じで、史実に沿いながらも脚色され実際の人物像とは違っているところもあり。

 

聴きはじめたときは興味が薄かったのですが、戯曲としての完成度の高さとシラノの不器用さにガッツリとハマり、資料を探してしまいましたw

 

シラノ・ド・ベルジュラック - Wikipedia

 

今回の放送を聴いて思ったのはコンプレックスに振り回されてはいけないということですかね。深くてシンプル…