研究室概要 - 東京工業大学 西田亮介研究室 / Nishida Lab.@Tokyo Tech
最近よく言われるのは孤独に対応しなければいけないということ。特にそれを感じるのは本屋に行った時。極上の孤独だとか、年寄りの孤独入門だとか。そんな本が平積みされてるのをよく見るようになりました。その背景とは何なのでしょうか。
僕が考えるに…孤独に生きることが見直されてきた要因の一つに、リベラルアーツ的な発想があると思います。
元々は奴隷的な生き方と自由主義的な生き方を分けて、学問として人生を構築するようなイメージだったリベラルアーツ。現代におけるリベラルアーツとは、新しい生き方の模索が大きなテーマではないでしょうか。特に働き方については、今までの常識が通じなくなってきています。
女性の社会進出も叫ばれる中、それの弊害と言っては何ですが、どんどん若者は結婚しづらく、また子育てのハードルも上がってきています。そしてその先にある孤独。
今の若者は、リベラルアーツを考えなければ生きていけなくなってきている環境にあるのです。僕なんかまさにそう。