今週の本は短編集―なにかが首のまわりに―です。チママンダさんはナイジェリア生まれの気鋭の女性作家。42歳のチママンダさんは19歳のときにアメリカ留学。このアメリカでの学生時代がチママンダさんの小説の原点になっているような気がします。
この短編集は11の話で構成されています。アメリカとナイジェリアを舞台にした小説が多くて、普段日本の小説しか読んでない人にはかなり新鮮に映ると思います。
フィクションのような自伝のような。読んでいて不思議な感覚になる小説ですね。アフリカの文学、深そうだな~。