劇団四季が新しく―カモメに飛ぶことを教えた猫―をファミリーミュージカルとして上演するということで、今週のテーマは猫のゾルバが主人公の小説です。
小川さんの説明を聞いているうちにどんどん引き込まれていきましたね~。なかなか深いテーマのある小説で、カモメが飛べなくなった理由が油であったり、カモメから本来肉食であるはずの猫に子供が託されたり。
色々考えさせられました。特に今、海の汚染が深刻になっており海鳥にも被害が出ているはずなので、そういう背景もあって劇団四季が採用したのかもしれないですね。
この小説の最後は本当に勇気の出る結末で、何ともほっとしました。とにかく猫のゾルバが素晴らしい。 最初はただの暇つぶしで、カモメを見つけただけだったんですけどね。人生って本当はそういうことの繰り返しなのかも知れないですね。僕も散歩しよう。