ほぼ10日間で読み終わりました。1日20ページくらいです。この本を出しているディスカバー21はディスカバー携書として文庫よりも少し大きめの本を1000円くらいで出してます。『人生の役に立つ系』の本が多いですね。
この『自分の価値に―』に綴られているのは『ポジティブな考えで目標の達成を目指す人生のほうがいいよ』ということ。僕がクローズアップしたいのは第9章 ぞんぶんに人生を楽しむ。この章だけでも読む価値があります 。それ以外は割と他の本でも語られているところなのですが、第9章だけは著者独自の論点が綴られています。特に記憶から内なる批判者をあぶり出して逆に内なる支援者を作るというくだりは著者の熱さを感じます。内なる支援者というのは、失敗したとき等に自分で自分を励まし勇気づけるという行動そのもののこと。
この本はまだ本を読み始めて間もない人の方がためになるかもです。しかし他の本と読み比べてみると様々な発見も。前に読んだゲバラ名言集では『慎重に行動する』『自分で調べる』など一部同じ主張があって興味深いです。