貧困脱出についてかなり具体的に書かれています。厚い本でしたが、著者のタカ大丸さんの半生が垣間見れる内容でしたね。タカ大丸さんは貧困家庭の出身で、肉体労働で資金を貯めて米国の大学に。そこから翻訳者になって、目下稼ぐことを実践する日々を送っています。
いわゆるIT社長や金融マンが書く本とはまったく別次元で、読んだ人が貧困とは何か脱出するにはどうしたらいいかが分かる本ですね。
タカ大丸さんが今まで読んだ本からの引用もおもしろい。ヒルベリーエレジーやマイクロトレンド、村上龍さんの14歳のハローワークなど、おもしろい本ばかりてすね。タカ大丸さん曰く―お金持ちは生活が質素―なのだといいます。たま氏と同じ!
スキーリゾートで高時給バイトをしながら接客で使う英語を学ぶ―民泊は法律を理解すればかなり有用―とりあえず貯金出来るか考える―あたりが僕にも使えるかなーと思います。最後の方にMKタクシーの青木さんとの思出話が載っているのが印象に残っています。また、惜福についての記述は私も全く同じ持論をこのblogに書いていましたw