Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,小山ジャネット愛子 -
今週は―ティファニーで朝食を―で有名なアメリカの作家カポーティの短編集―夜の樹―
取り上げた短編は巻頭のミリアムとタイトルにもなっている夜の樹。 ミリアムは質素な暮らしをしている未亡人のミセスミラーが不思議な少女と出会い生活が破綻していくというもの。この少女の正体はミラー自身の暗示でもあると小川さんは話していました。夜の樹もケイという女性が汽車のなかで亡くなった叔父のような男に出会うというもの。奇妙な小説ばっかり!
なんとなくあの人が気になる…というのは不安になったりもしますね。特に僕も人の視線なんかには敏感な方なので、なーんか気になるっていうw 自分の心が何か欲していたり、逆に拒絶していたりするとこういうことが起こるのかも。
カポーティは20代から才能を発揮し、また暗い作品も多かったことがよくわかりました。