『山怪』を今日読み終わって、いまは酒飲みながら有吉さんのラジオを聴いています。
この本は読み進めるどんどん怖くなる展開で、後半はほぼホラーでした。最後の最後で力を抜くような話がきてホッとし、作者によるあとがき『おわりに』の項で作者による自然への熱い思いが胸に響きました。山歩きをする人は必ずぐっとくる、必読書ですねこれは。
個人的に印象的だった話は撃っても撃っても死なない白い鹿と山肌をはう四つん這いの化け物です。更にわんさかでる狐火の話。山で出会ったデカい蛇。音だけの追跡者。こええ。
音だけの追跡者はちょっとありそうで怖い😅作者の田中さんは他にも自然の本を書いているので、買ってみたいです。なかなか面白い本でした!