星野源の―アイデア―が頭から離れない朝ドラにどハマりな休日を過ごしております。それと―居着く―はまったく、関係ないことであります。
さて、日本の武道は―型―を基本に練習してそれを連続して行うことによって攻撃したり防衛したり逃げたりするんですね。例えば柔道などでは脚をかける動作と掴む動作と投げる動作を繋げているわけなんです。
もし掴んだまま握っていても振り払われてしまいます。これを―居着く―といって、武道は―居着かない―ことが大前提なんですね。
僕は工場の現場にいるのですが、 いま工場は変化の波に晒されています。同じ仕事は、3年もたない。仕事が自動化されたり海外に流出したりして解雇されるかも知れない。なので僕は普段からの読書を活かし、対抗策を練りました。伊達で読書してるわけではないことを、自分の成長のために本があることを証明したい!
対抗策とは―履歴書を書いておく―
会社から逃げるつもりは毛頭ありませんが、仕事を失う恐怖というのは大きいものです。幸いにも物欲がないので、お給料の縛りはなく仕事を探せる。あとは気持ち。好きなジャンルの仕事に飛び込むには勇気が必要。面接を受ける勇気が第一段階。さらに未経験の職場に入る勇気。人間関係とか仕事の内容とか不安もありますが、それを恐れていては何もできません。
それがまさに―居着くな!―なのですね。これは仕事だけでなく恋愛でも住む場所でもみんなそう。もとから終身雇用も結婚した相手と添い遂げるというのも幻想染みた話だったのかも知れません。人間は可能性を試し続ける生き物なんじゃないかと思えてきました。どんな人生でも生きる覚悟を僕は同じ世代の社会人達と共有したい。