第319話 梅 - サッパリした「梅」で夏も気分スッキリ! - ピートのふしぎなガレージ -TOKYO FM 80.0MHz
今週は梅干しの歴史です。日本における梅の歴史は奈良時代に遣唐使が薬の材料として日本に持ち帰ったのがはじまりで、当時は烏梅と言って薫製にしてお腹の調子が悪いときに服用していました。かなり高級品だったみたいです。
戦国時代になると足軽が携帯食として梅干しを持って歩きようになります。かなり重宝されたようですが、まだ価値が高く最後の最後に食べていたそうです。その後、江戸時代になると庶民にも普及します。
梅干しは塩分濃度さえ気をつければ、100年200年持つそうです。自家製の梅干しは日本家屋では楽なのですが、アパートでは干すスペースの確保が難しいですね。関西ではカリカリの梅漬けが人気です。